社員募集案内 (オンライン説明会随時やっています。お気軽にお問い合わせください。)

このたびは、私たちイトウトレーディングのスタッフ募集ページを見つけてくださってありがとうございます。

 

私たちは、仕事を通じて、イトウトレーディングという会社をいっしょに育てていってくれるひとを募集しています。

そのためにまずは、自分たちのことを知ってもらい、私たちの大切にしたいことを同じように大切にしてくれるひとと出会えたらいいなと思い、このページを書きました。

 

かなり長い自己紹介になりますが、ぜひとも最後まで読んでもらえたらうれしいです。

 

[以下聞き手スタッフ=ス、話し手アリマ(代表)=ア]

 

ス)イトウトレーディングとはどんな会社ですか?

 

ア)私が入社したころは(といっても10年くらい前ですが)、会社として「お客さんのどんな要望もかなえるぞ!」という気持ちが強かったような気がします。どんなムチャぶりをされても、いろんな人に、通関とか物流とか倉庫とかメーカーさんに協力してもらって解決して、なんとかして要望どおりに商品を出荷していく。それが自分たちの役わりというか、サービスであると。

 

でもあるとき、あるメーカーに中抜きというか、お客さんを取られたことがあって。

 

先方の会社に話し合いに行ったら、さんざん「うちのこと信頼してないんですか!?信頼してもらえないならもう取引やめましょう!」とかオドされて。

結局そのあと、だまし打ちみたいにしてお客さんを取られたんですが、その時におもったのが、主体的にやらないとダメだなということ。

 

それまでは、お客さんとメーカーさんの要望の調整に重きを置いているというか。悪く言えば、受け身で仕事をしていた。

 

なのでそれからいろいろ、自分たちみたいな小さい組織ができることはなにか考えて、商品のパッケージデザインのリニューアルを提案したり、日本のいろんな食材とか食品とか、そういうものをリサーチしたり、ということをはじめました。

 

それで、そういうの、例えば、伝統的にカツオぶしをつくってるのは日本とモルディブだけなんだよ、とかいう話を会社のブログに書いたりしてるうちに、リサーチの仕方とか、日本の中での商流の地域的な特徴とかそういうのが見えてきて、面白くなってきた。

 

そういうのを既存の仕事に活かしながら、そこから派生して今は、BtoBの輸出だけじゃなくてBtoCも始めようと思って、国内の自家焙煎コーヒーをリサーチをしつつ、新しくブランド化できないかとおもって試行錯誤しています。

 

個人的な思いとしては、コーヒーをリサーチしながら最近気づいたのは、「自分はなにかが起こる現場にいたいんだ」ということ。

 

つい先日、長野県の大町っていうところで開催されたコーヒーフェスにボランティアスタッフとして参加してきたんです。

 

それで、イベントのなかで、10人限定で参加できる手網焙煎のワークショップがあって、その呼び込みをしてたんですけど、なかなか枠が埋まらなかった。

 

1時間半くらいずっと呼び込みして、途中でマイクとスピーカーも使わせてもらったりしながらみんなで声かけして。

 

でも開始ギリギリまでどうしてもあと1枠が埋まらなくて、講師のひとに、もういいよありがとうって言われてあきらめた瞬間、参加したいですっていうひとがきてくれた。

 

そのあとワークショップの手伝いもしたんだけど、参加してるひとたちがみんな楽しそうに豆を焼いてるんですよ。

こだわって、自分の好みの焼きぐあいになるように何度も色味を講師に確認してもらってるひともいて、みんな真剣で。

 

出店してるカフェのひとはもちろん、会場に遊びにきてるひともみんなコーヒーが好きで、

そういうひとたちに、ワークショップの開催をお知らせして、みんなが楽しんでるのをみて、すごくうれしくなっちゃって。自分は呼び込みしてただけなのに。

 

でもその時おもったのは、普段の仕事でも、自分はおもしろいことが起こってる場所にいたいし、そういう場所をつくりたいということ。

 

作る人のより近くにいつつ彼らの熱量を受けとって、使う人の近くへいって、それをそっくりそのまま直接、つかうひとに伝えていく。

 

だからこれからは、

「つくるひとにより近く。つかうひとにより近く。」

 

そんな商社を目指したいなと。

 

ス):組織として大切にしていることは?

 

ア):これも個人的なことなんですが、先日マレーシアのクアラルンプールに行ってきて、それで初めてモスクに行ってみたんです。

 

これまでもモスクは見たことがあったんですけど、なんとなく入りづらいなと思っていたところがあって、入ったことがなかった。

 

マレーシアはイスラム教の国なのでいろんなところにモスクがあって、まぁせっかく来たしとおもってネットで調べて、連邦直轄モスクと国立モスクに行ってみたんですけど、それがものすごくよかった。

 

それまでは、どこかモスクって厳しい場所のような気がしていて、みんな厳粛にひたすら集中してお祈りしているような。軽い気持ちで見学するなよ、みたいにおもっていた。

 

でも入ってみると、国立モスクは礼拝者がお祈りしてても見学できたから、礼拝の様子も見れたんですけど、お祈りしてるひとのそばで子供達が走りまわっていてそれを周りのおとなが微笑ましくながめていたり、礼拝ドームの外は広い回廊があるんだけど、その回廊では子供の親たちがのんびり話してたり、昼寝してるひとがいたりして、その感じがすごく居心地がよかった。

 

祈りの場所ではあるけど、同時にだれもが安心して、思いおもいに時間をすごしてる。

 

環境としても、礼拝堂のなかのカーペットはふつうのカーペットを2、3枚重ねてるんじゃないかってくらい、すごいふかふかで、逆に外の回廊の床は大理石でひんやりと冷たい。

 

モスクはイスラム教における理想郷を再現してるらしいんですが、暑いクアラルンプールにあって噴水とか水の流れが音で感じられたりと、快適な環境が丁寧につくりこまれている。

 

国立モスクでぼーっと1時間くらい回廊で過ごしてたんですけど、ちょうど途中雨がふってきて、回廊は外壁がなくてテラスみたいになっていて外が見えるので、雨がふってるのをみてたんです。国立モスクって礼拝堂の屋根が傘になっていて、それもあって、誰もが安心して雨宿りできるような、そのなかでゆっくりやりたいことができて、こういう居心地がいい場所っていいなとおもった。

 

会社って、私はただの場所だとおもっていて。そこにいるひとたちが何を大切にしているかによって、モスクのようにも監獄のようにもなるような気がします。

 

それで自分が会社や組織をどんな場所にしたいかというと、今はクアラルンプールで見たモスクのような場所が理想かな。

 

安心して過ごせる場所を、みんなが大事にして、みんなが育てていく、そういう理念みたいなものがある場所になったらいいなと思うから、例えばゴミが落ちていたら拾うとか、考え方の違いを乗り越えてコミュニケーションを重ねるとか、そういう些細なことが組織の中で大事だと思えるような場所がいいなと思います。

 

ス)どんな仕事をしてくれる人を募集しますか?

 

ア)参加してほしい仕事は2つあります。

 

1つは、食品の輸出業務をケアすること。

これは私たちが長年やっている仕事で、国内メーカーさんの商品を海外のお客さんへと、スムーズに届ける仕事です。また国内の商品を探して、お客さんに提案することも大事な業務です。

 

もう1つは、コーヒー事業を育てること。

これは最近新しくはじめたものです。

自分の足で一軒一軒ロースタリーカフェを巡り、そこでマスターと話したりしながら、「これはいいね!」と思ったお気に入りのコーヒー豆を、海外のひとへ直接紹介し、お届けしています。

海外に行ってカフェを視察したり、現地のひとの声をウェブサイトに反映させたりと、まだまだ手探りながら、いろいろできることがあります。

根元にあるのは、「つくるひとにより近く、つかうひとにより近く」という考え。

一緒にコーヒーの世界を楽しみながら、事業を育てていってくれるひとを募集しています。

(コーヒーのECサイトはこちら→https://9d0db6-2.myshopify.com

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

もし私たちの会社に興味をもってくださり、さらに応募を考えたいという方は、以下の業務内容や要項の説明へお進みください。

 

【弊社の業務内容】

 

①BtoB事業(食品全般)

・海外営業企画の立案、実行

・国内メーカー様との製造スケジュール調整、価格交渉、数量交渉

・新規メーカー様開拓(国内出張有り)

・積込倉庫での検品(自社より車で30分程度の距離)

・海外の顧客とのコミュニケーション(オンライン商談、メール、顧客訪問等)

②BtoC事業(コーヒー豆)

国内ロースタリーカフェ様のコーヒー豆を、海外へ向けて、自社ECサイトを通じて販売。

・海外での市場調査(海外出張あり)

・国内のロースタリーカフェをめぐり、新規取扱商品を開拓(国内出張あり)

・ECサイトのブラッシュアップ(翻訳含む)

・コンテンツ企画

・商品紹介動画撮影、編集

・販売企画の立案、実行

 

【求める人物像】

・他者の価値観を尊重できる方

・海外とつながる仕事がしたい方

・経営者に近い立場で自ら積極的に事業に取り組みたい方

・ベンチャー企業でビジネスを創る経験をしたい方

・食べることが好きな方

 

【必須スキル/経験】

・英語:ビジネス会話に困らないレベル(TOEIC 700点以上)

・営業業務経験(法人であれば業界不問)

 

【歓迎スキル・経験】

・基本的な貿易実務経験、スキルのある方

・海外での在住経験半年以上(滞在国、および留学・駐在などの形式は問いません)

・国内業界(業界問わず)での仕入れ業務経験

 

【給与】

月給300,000円以上(能力・経験を考慮の上、面談により決定)

*賞与有(会社の業績・個人の実績に応じて支給)

 

【勤務地】

岐阜県瑞浪市、同県多治見市、同県岐阜市(国内外出張あり)のいずれか

(リモートワークは原則できません)

 

【勤務時間】

8:30〜17:30

 

【休日】

・完全週休2日制(土日祝)

・有給休暇

・年末年始休暇

・夏季休暇

詳細は弊社規則に準じます

 

【福利厚生/その他】

・交通費支給(上限3万円)

・社会保障

・慶弔見舞金

・資格取得補助(資格の内容による)

・常時私服可

・宅配便の会社受け取り可

・コーチング受け放題

・社内懇親会は忘年会と夏・冬の「鰻を食べる会」の年3回のみ

・その他必要かつ実行可能なものであれば、何でも検討します

*試用期間有

*詳細は弊社規則に準じます

 

【配属について】

入社後は経験に応じて、シッピング部門のアシスタントとしてロジスティクス業務(書類作成やデータ入力など)をおこなってもらい、弊社の基本的な貿易業務のやりかたについて学んでいただきます。

どの過程においても必ず、チームで打ち合わせ、相談をおこないながら業務を行います。

採用についてのお問合せは、当ホームページにありますお問合せページよりお願い致します

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